LogP計算ツール
概要:SMILESまたは化合物名から求めるLogP計算ツールです。無料でWebブラウザ上で動作し、インストールは不要です。
SMILES文字列または化合物名(英語名)を入力すると、PubChemのXLogPを取得します。XLogPは医薬品化学や製剤スクリーニングで使われる疎水性の推定値です。
計算する化合物を入力してください。
ここに結果が表示されます。
LogPからわかること
LogPは、中性の化合物がオクタノールと水の間にどのように分配されるかを推定する値です。一般にLogPが高いほど疎水性が高く、非常に高い値は水への溶解度の低さや、膜透過性・製剤上のトレードオフを示すことがあります。
logP値の読み方
logPは、化合物の中性形におけるオクタノール/水分配係数の常用対数です。logPが2なら、平衡状態でオクタノール中の濃度が水中の約100倍であることを意味します。PubChemが提供するXLogPは、原子やフラグメントの寄与に基づく計算上の推定値であり、実測値ではありません。
おおまかな目安
- 0未満:親水性。グルコースなどの糖は大きな負の値になります。
- 約1〜3:経口吸収される医薬品によく見られる範囲。
- 5超:非常に親油性が高く、溶解性が低い可能性が高まります。リピンスキーの法則の判定項目の一つです。
logPとlogDの違い
logPは中性分子のみを表します。酸や塩基は水中でpHに応じてイオン化するため、特定のpHで測定される分配(logD)はlogPよりかなり低くなることがあります。pH 7.4のカルボン酸ではほとんどの分子がイオン化しているため、logDは通常logPを大きく下回ります。
ヒント:1つの絶対値に頼るのではなく、類縁体のシリーズで比較しましょう。置換基を加えたときのlogPの変化のほうが有益な情報になることが多いです。ドラッグライクネス計算ツールも参照してください。
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