精密質量計算ツール
概要:化学式を入力すると、モノアイソトピック精密質量、ノミナル質量、平均分子量、同位体ごとの内訳を計算します。無料でWebブラウザ上で動作し、インストールは不要です。
化学式を入力して、質量分析や分子式の確認に使うモノアイソトピック精密質量を計算します。
要点:精密質量では、平均原子量の代わりに各元素で最も存在比の高い同位体(C-12やH-1など)の質量を使います。
化学式を入力すると精密質量を計算します。
精密質量と分子量の違い
精密質量はモノアイソトピック質量で、主に質量分析で役立ちます。分子量は標準の平均原子量を使うため、モル濃度、組成百分率、溶液の計算には通常こちらが適しています。
計算例
カフェインC8H10N4O2のモノアイソトピック質量は、12C = 12.000000、1H = 1.007825、14N = 14.003074、16O = 15.994915を使って計算します:
8 × 12.000000 + 10 × 1.007825 + 4 × 14.003074 + 2 × 15.994915 ≈ 194.0804。平均分子量は約194.19 g/molなので、2つの値は小数第1位で異なります。
マススペクトルでの使い方
- 正イオンモードのエレクトロスプレーイオン化では、通常[M+H]+が観測されます。プロトンの質量(約1.00728)を加えると、カフェインでは195.0877になります。
- ナトリウム付加イオン[M+Na]+では約22.98922を加えます。
- 高分解能装置は質量を小数第4位以上まで報告し、数ppm以内で一致すれば推定した分子式の裏付けになります。
ヒント:化学式は大文字・小文字を正しく入力してください(CLではなくCl)。CLは炭素と無効な記号として読まれてしまいます。構造から先に分子式を求めるにはSMILES→分子式を使ってください。
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